空のなごり

経験、思ったこと、共感できることなど書いてみました。

1.14 感染しました。

ここ最近コロナの感染が増えていて怖いなと思っていたら、感染しました。

私は、以前乳がんになったので、あまり日本の医療を信じていないため、ワクチン接種していませんでした。

そんな状態で罹ってしまったのですが、無事に今、元気に復帰しております。

そこで、実際どうだったのか書きたいと思います。

 

金曜日(発症前日)

朝、喉が痛いなと思ったけれど、熱もない、ちょっと喉が痛いだけだったので、特に気にすることもなく、出勤し、仕事をしました。そして、家に帰って夕食をした時、急に寒気が襲ってきました。怖くなったので、家にある麻黄湯を飲み、温かくして寝ました。

 

翌土曜日(発症1日目)

朝、ひどい喉の痛みで目が覚めました。唾を飲み込むことすら痛いというレベルです。心配になって体温を測ると、38.4度でした。びっくりして、発熱外来に行かなければとネットで調べ、連絡取ろうにも喉が痛く、声が出ません。(私は一人暮らしなので)最終的に友人に頼んで、片っ端から連絡してもらい、何とか一か所病院を予約できました。そして、友人運転の車に乗り、窓全開にされ、運転席を見るなと言われるまま、病院に到着するまでずっと苦しい気分でした。到着してから10分ほど待たされてやっと診断してもらいました。しばらくして、抗原検査の結果を先生が持ってきて、「ほら、ここのTってところに線が入っているでしょ、陽性です」と言われました。まさかコロナとは思ってなくて本当に驚きました。

先生に処方してもらったのは、頓服(カコナール)、喉の炎症止め、トローチ、うがい薬だけでした。私は発熱以外にのどの痛みしかなかったので、先生が言うには「軽症」であり、自宅療養ということでした。そして「保健所は忙しいので、保健所からの連絡は数日かかる」と言われました。

メールで職場に連絡し、コロナに感染したこと、当分の間出勤できないことを伝えました。

友人が私のために食料を買ってきてくれました。経口補水液、お粥、雑炊、チキンラーメン、ゼリー、茶わん蒸し、かき氷、アイスクリーム、バナナ等(涙)

 

発症2日目(日曜日)

熱は38.4と変わらず、喉の痛みも全く変わらない。薬は昨日から喉の炎症止めと、うがい薬のみ。カコナールは39度を越えたら飲もうと考えました。

昼過ぎくらいに保健所から電話。「10日後に隔離解除。軽症のため、このまま自宅待機にするが、悪化した時は診断した病院に連絡すること。厚労省のサイトに登録して、毎日の体温や体調を記録すること。現在多忙のため、毎日電話できないのでそれをもとに保健所は体調に異常ないか見る」ということだった。この日は一日喉が痛くて食事が進まず、やっとのことでお粥が食べられる程度、ゼリーですら痛い。

眠っても喉の痛みで夜中に目が覚めるので、マヌカハニ-をなめる。そうすると朝まで熟睡できることが分かった。

保健所と厚労省からスマホにショートメールで感染者向け専用サイトに登録するよう指示が来た。布団に包まりながらスマホをいじり、登録。簡単にできる。パスワード設定とかがやっかいかな。

 

発症3日目(月曜日)

熱は37.7度と落ちてくる。喉は相変わらず痛い。食欲はあるのだけど、喉が痛いので、お粥、おじや、せいぜいチキンラーメンしか口に入らない。薬は喉の炎症用のみ。

 

発症4・5日目(~水曜日)

熱は37.5度を下回るが平熱にはならず。発症してから初めてお風呂に入る。やっとすっきり気分でうれしくなった。喉の痛みは相変わらずだが、かき氷やゼリーが食べられるようになりました。

 

発症6日目(木曜日)

熱は36.8度。喉の痛みも緩和。唾を飲んでもそこまで痛みはない。ただ「ぽんジュース」は飲んだらひどく傷んだ(涙)まだ喉の炎症用の薬とうがい薬を服用

 

発症7~10日目(月曜日)

熱は平熱になり、喉も完治。喉用薬の服用を止める。ちょっと痰が絡むので、漢方薬の麦門冬湯を服用。軽く咳が出る程度。ほとんど生活に支障はなし。

最終日、保健所から、私の酸素飽和度が低い(91%)と心配する電話がかかってきた。(酸素飽和度は厚労省のサイトで毎日入力していた。私はスマートウォッチで測っていた)実際、私は息が苦しくなく、元気いっぱいだったので、部屋の掃除と洗濯、使ったタオルなどを洗って日光消毒をしていた。私の元気な様子を電話で聞いて、保健所の担当者は安心したようで、「このまま解除としますね」と言ってくれた。

 

自宅療養以後。軽い咳が時々出る程度。痰は2,3日で消えた。少し体力を消耗するようなことをすると、頭が重くなったり、肩がこわばる感じがするので、その時は葛根湯を飲むようにした。

 

令和4年8月13日現在、解除となってから2週間ほど経つが、元気である。

感染経路は正直全く分からない。私は職場との往復だけで、飲み会も、知らない人との濃厚な接触はない。人との接触は職場内、通勤時の交通機関、スーパーだけ。気になるのは職場で対応した来客。私と同じ対応をしたほかの2名もコロナに罹患した。その来客は目が充血していておかしな感じだったが、対応苦慮する人で、体温を測る行為ができなかった。しかも、私は近くで会話し、その時は布マスクだった。

 

私はワクチン未接種だったが、上記のような状態である。他の未接種の人、あるいは接種の人、それぞれ体の反応は違うと思うので、もし、罹ったとしたら、診断した医師にくわしい症状を伝え、最低限の薬を処方してもらうことがいいと思う。悪化した際はできるだけ早く病院へ行くしかないのではないか。

職場の他の2名については、私ほど喉が痛くはなかったものの、熱が低くなったのが、3日後くらいだったようです。お二方ともワクチン2回接種済み。ただ、皆さん家族と同居しているので、さまざまな要因があるのかもしれません。解除後、お一人はひどく痰が絡む咳が残り(1週間くらい続いたようです)、もうお一人はもともと耳が弱かったのが悪化したとのこと。

酸素飽和度のためにパルスオキシメーターを郵送すると保健所は言ってくれたのだけど、私はスマートウォッチで計測可能と言って断った。だが、飽和度が低い表示があったため、保健所を心配させてしまった。実際スマートウォッチの計測が不安定だったのかもしれないが、今は98%なので、あながち、間違っていなかった?のかもしれない。しかし息が苦しいと思ったことはなかった。まあ、元気でよかったと思う。

 

なお、私は薬は喉の炎症用のものと、うがい薬、トローチだけで治った。眠るときにマヌカハニ―を舐めて喉に当てるくらい。ほとんど自然治癒力だったと思う。だが、いい歳しているので、完全に治癒したか分からず、無理はしないようにしている。ちょっとでも頭痛、肩こりがあれば、こまめに休み、葛根湯を飲むようにしている。痰がひどい時は麦門冬湯を飲んだ。

先日、九州の湯布院に旅行に行き、「塚原温泉」という強酸性温泉に入った。体がすっきりした。腋にある小さなイボがなぜか取れていた。コロナとは直接関係はないが、温泉後、身体が軽くなったような気がする。疲れが取れない時は近くにいい温泉があれば入るのもいいかもしれない。

 

最後に、ワクチンについては、数週間後、予約をしている。私は従来型ワクチンなら接種してもいいと思っていたので、ノババックス製のワクチンを5月に電話をして予約していたのだ。周りから、本物のコロナウイルスに感染したのだから、立派な抗体できているはず。今更ワクチン打つの?と言われたのだが…予約した以上、とりあえず受けにいくつもりだ。

ニュージーランド クイーンズタウン

早くコロナが終わって海外旅行行けますように……!!!

 

追伸。

ワクチン接種に行ったが、診断の時にコロナに感染したと話をしたら、医師から抗体値が一番高い時期(感染してから3週間経った時)だったので、ワクチン接種のメリットが無く、抗体もこれ以上高くなることはない。と言われ、結局接種しなかった。医師は感染後3か月経ったら抗体が減ってくるので、その時にワクチン接種すればいいと教えてもらった。というわけで、今回は接種しないままとなった。年末くらいに接種しようかと思っています。